2014年11月12日水曜日

ママチャリいじり:シフターとチェーン清掃

シフターとチェーン清掃

内装3速のピアノタッチシフター&ベルクランク、チェーンの清掃とグリスアップ。

ベルクランクを外す

型番とかわからないけど、現行モデルとはだいぶ形が違う。見比べてみると新しいやつでもくっつきそうな感じはする。
ベルクランク

まずはカバーをはずす。
カバーを外したベルクランク下から見たところ

シフターを“速”にする(ワイヤーの張りをゆるくする)。
ベルクランクのレバーを押して(ロッドを押し込む)、ワイヤーのタイコを外す。
ワイヤーを外した


固定ボルトを緩める
ベルクランクの固定ボルトを緩める。これでベルクランクを手前に引っ張れば外せるが、ブラブラだと調整ボルトが外しにくかったので、一旦戻した。
この固定ボルトは、ハブシャフトに締め込んでるけどいいのかな。シャフトの方は焼きが入っているから問題ないってこと?

ワイヤーの調整ボルトを外し、ロッドを引き抜く。


調整ボルトを外すロッドを引き抜く


チェーンを外す

後輪を前に出してチェーンを緩めるため、ブレーキを固定しているネジを緩める。
固定バンドの下の塗装は剥げてしまっているな。
ブレーキのネジを緩める

後ろのチェーンカバーの蓋を外す。色がサビっぽい。
チェーンカバーの後ろを開けた
ボックスドライバーを使うのに支障はなかったが、チェーン引きのナットがだいぶ摩耗しているように見える。

前の方も開けて、チェーンを落とす。前に蓋を開けてみた時に、とりあえず、たっぷり目に油をさしておいたので、垂れた後が汚い。
前の蓋も開けるチェーンを落とす

取り外したチェーン。
取り外したチェーン

チェーンを灯油に入れる

灯油に漬け込む。


シフターを外す

ネジは錆びて、ギア比表示はよく見えない。操作も重い、だいぶ汚れてそう。
汚れたシフター

真っ黒。
汚れたシフターの内部シフターからワイヤーを外す
割りを下に揃えて、ワイヤーを外す。


メモ1メモ2メモ3




分解する前に、バネのかかり方を中心にメモ撮影。何枚も撮影したのに細かいところがよく分からなくなって、結局、勘を働かせることになってしまった。

メモ4メモ5


まず、横レバーのバネを外す。そして、縦レバーのバネも外す。
横レバーのバネを外した縦レバーのバネを外した


組み立て順のメモ撮影。
左の写真、上の方のねじ状の部品は入れ方を間違えている。
手前から奥の方に差し込むのが正しい。
メモ2-1メモ2-2メモ2-3メモ2-4メモ2-5

グリスアップと組付け

シフター

パーツを全て掃除してグリスアップ。
グリスアップしたシフター1グリスアップしたシフター2
白い方の樹脂パーツがヒビだらけになっている。
とりあえず、使用には差し支えないみたいなのでそのまま。接着剤で固めたりしたほうがいいのかな。

ハンドルに組付け。
ハンドルにセットする
ワイヤーは見た感じ問題なさそう。アウターとインナーの隙間に潤滑剤をスプレーしてみた。タイコと首の部分にグリスを塗ってセット。

シフターの表示窓




ギアの表示がはっきり見えるようになった。


チェーン

灯油で洗ったチェーン
灯油から取り出したチェーン。まだまだ汚れが目立つ。
拭き取り、灯油を付けて歯ブラシでこすり、拭き取り。

トレイの上でディグリーザー吹き付けて、がしゃがしゃ動かすと汚れが流れ出てくるので、拭きとって2~3度繰り返した。
ディグリーザーで洗ったチェーン
見た目はまぁまぁ綺麗になったが、手に持ってグニグニ動かしてみると動きが渋い感じ。ジョイントの軸を見ると、見た目でもデコボコして摩耗してるのが分かる。

チェーンをセット




そのうち交換することにして、ひとまずは元に戻す。


この自転車には右側のチェーン引きしかついていない。
後輪のハブナットを締めていく時に、旨いことやらないと車輪が思いっきり傾くので面倒。チェーン引きの追加を検討しよう。

ベルクランク

どこかにぶつけた跡なのか、レバーの出入口の上側が若干変形しているっぽい。
変形のあるベルクランクヤスリがけ後
レバーを動かしてみると引っかかるが、軸の部分にかなり遊びがあるので、そのまま引っ張れば動くという状態。組み付けた状態で引っかかってるかどうか分からないが、ヤスリをかけておいた。

ベルクランクとロッド。
ベルクランクとロッド

組付け。2段目(平)でSETの文字の下のラインが部品の出っ張りと面位置になるように調節。で、いいのかな?
組み付けたベルクランク調整用の印

変速の操作がスムースになった。思ってた以上に漕ぎも軽くなった。チェーンの状態がだいぶ良くなかったらしい。

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