シフターとチェーン清掃
内装3速のピアノタッチシフター&ベルクランク、チェーンの清掃とグリスアップ。
ベルクランクを外す
型番とかわからないけど、現行モデルとはだいぶ形が違う。見比べてみると新しいやつでもくっつきそうな感じはする。
まずはカバーをはずす。
シフターを“速”にする(ワイヤーの張りをゆるくする)。
ベルクランクのレバーを押して(ロッドを押し込む)、ワイヤーのタイコを外す。
ベルクランクの固定ボルトを緩める。これでベルクランクを手前に引っ張れば外せるが、ブラブラだと調整ボルトが外しにくかったので、一旦戻した。
この固定ボルトは、ハブシャフトに締め込んでるけどいいのかな。シャフトの方は焼きが入っているから問題ないってこと?
ワイヤーの調整ボルトを外し、ロッドを引き抜く。
チェーンを外す
後輪を前に出してチェーンを緩めるため、ブレーキを固定しているネジを緩める。
固定バンドの下の塗装は剥げてしまっているな。
後ろのチェーンカバーの蓋を外す。色がサビっぽい。
ボックスドライバーを使うのに支障はなかったが、チェーン引きのナットがだいぶ摩耗しているように見える。
前の方も開けて、チェーンを落とす。前に蓋を開けてみた時に、とりあえず、たっぷり目に油をさしておいたので、垂れた後が汚い。
取り外したチェーン。
灯油に漬け込む。
シフターを外す
ネジは錆びて、ギア比表示はよく見えない。操作も重い、だいぶ汚れてそう。
真っ黒。
割りを下に揃えて、ワイヤーを外す。
分解する前に、バネのかかり方を中心にメモ撮影。何枚も撮影したのに細かいところがよく分からなくなって、結局、勘を働かせることになってしまった。
まず、横レバーのバネを外す。そして、縦レバーのバネも外す。
組み立て順のメモ撮影。
左の写真、上の方のねじ状の部品は入れ方を間違えている。
手前から奥の方に差し込むのが正しい。
グリスアップと組付け
シフター
パーツを全て掃除してグリスアップ。
白い方の樹脂パーツがヒビだらけになっている。
とりあえず、使用には差し支えないみたいなのでそのまま。接着剤で固めたりしたほうがいいのかな。
ハンドルに組付け。
ワイヤーは見た感じ問題なさそう。アウターとインナーの隙間に潤滑剤をスプレーしてみた。タイコと首の部分にグリスを塗ってセット。
ギアの表示がはっきり見えるようになった。
チェーン
灯油から取り出したチェーン。まだまだ汚れが目立つ。
拭き取り、灯油を付けて歯ブラシでこすり、拭き取り。
トレイの上でディグリーザー吹き付けて、がしゃがしゃ動かすと汚れが流れ出てくるので、拭きとって2~3度繰り返した。
見た目はまぁまぁ綺麗になったが、手に持ってグニグニ動かしてみると動きが渋い感じ。ジョイントの軸を見ると、見た目でもデコボコして摩耗してるのが分かる。
そのうち交換することにして、ひとまずは元に戻す。
この自転車には右側のチェーン引きしかついていない。
後輪のハブナットを締めていく時に、旨いことやらないと車輪が思いっきり傾くので面倒。チェーン引きの追加を検討しよう。
ベルクランク
どこかにぶつけた跡なのか、レバーの出入口の上側が若干変形しているっぽい。
レバーを動かしてみると引っかかるが、軸の部分にかなり遊びがあるので、そのまま引っ張れば動くという状態。組み付けた状態で引っかかってるかどうか分からないが、ヤスリをかけておいた。
ベルクランクとロッド。
組付け。2段目(平)でSETの文字の下のラインが部品の出っ張りと面位置になるように調節。で、いいのかな?
変速の操作がスムースになった。思ってた以上に漕ぎも軽くなった。チェーンの状態がだいぶ良くなかったらしい。
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