Nintendo Switch プロコン レバー交換
ドリフトというと、1方向にレバーが入りっぱなしになったような状態だったが、直進してる最中に小刻みに左右にジグザグに進むような症状が出てきた。 これまで抵抗体の掃除でごまかしてきたが、劣化の段階が進んだように感じ、部品の交換をしてみることにした。 部品は色々なものが売られていて、どれが使えるものかよくわからない状態なので、アルプス製であることがはっきりしていて値段も他より安く済みそうなので秋月で購入した。
ただ、そのままでは使えないようなので、抵抗体の部分だけAliexpressで使えそうなものを買ってみた。
レバー部品
RKJXV122400R
商品名はサムポインタというらしい。作業が終わってから見たが、はんだ付け温度が書いてある。 取りはずしは340度+盛り半田鉛入り+吸引器(コテの温度目盛で、低めの温度から初めてハンダが溶けるまで少しづつ温度を上げていって。)、取り付けは少し低めでやってた。だいたい制限内に収まっていたようだ。
動作寿命が200万cyclesとなっている。cyclesがなにを指しているかわからないが、6分につき100回として、1時間で1000回。1000時間で100万回だとすると、2000時間で寿命。
ぱっと見、形はプロコンのものと同じに見える(購入時期によって違うかもしれない)。取り付けたあとの厚み(基盤+部品)も同じ(12.9mm)。
一応、抵抗値を計ってみた。 下のウィキに書いてある値と比べると、動作可能な範囲にあるように思えた。しかし、改めて見るとレバー小の抵抗値が大きいので全然範囲外だ。スティック小の値と勘違いしていたようだ。
スティックデバイス【検証】 - スマブラSPECIAL 検証wiki - atwiki(アットウィキ)
全抵抗 |
---|
9.54 |
9.76 |
抵抗体1
レバー小 | 中心 | レバー大 |
---|---|---|
1.34 | 5.66 | 9.65 |
1.23 | 9.75 | |
1.45 | 5.59 | |
1.5 | 10.0 |
抵抗体2
レバー小 | 中心 | レバー大 |
---|---|---|
1.25 | 5.82 | 10.35 |
1.21 | 5.9 | 9.92 |
1.32 | 5.6 | 10.0 |
左側だけ交換後、switchのスティック補正で確認。 上側と右側が円の外周に到達せず。補正も効かないので使用不可だった(最小抵抗値が大きすぎるため?)。 はんだ付けで傾いたかと思い、浮いてるかもしれない部分を指で掴みながら溶かし直してみたが変わらず。
片方の振動モーターの線が切れてしまった。本体に貼り付いてるフレキが剥がれてるのに気づかず、ブラブラしてるうちに切れてしまったようだ。
ali で買った抵抗体に交換してみる。 10個セットのうち1個、若干爪が歪んでる感じ。他は異常なさそう。
抵抗体だけハンダを吸って取り外し。 交換する時、差し込みがきつかったが、棒で爪の部分を押さえながら部品を押しこんだらはめ込めた。 見た目、位置合わせのピンが太かったのでそのせいかと思い焦ったが、斜めにはめ込んでるせいできつかっただけみたいだ。見比べてみたら、穴の大きさは同じように見える。
交換後スティック補正。中心位置が若干左に寄っているが、外周は+マークになるところまで動く。補正でOK。普通に遊べるようになった。
ついでにボタンの掃除
プロコンのLRボタンZLZRボタンの分解修理方法を解説!! | コントローラー 修理家のブログ
連続してイカロールをやろうとしたら入力具合がおかしくなることが多かったので(押しっぱなしなのに、イカ潜伏がすぐにキャンセルされ、またすぐ潜ろうとするがキャンセルされてバタバタしてるような状態)。
軸を外したらZLのゴムにアクセスできる。とりあえずZLだけ掃除してみた。 かなり汚れてた。拭いても拭いても汚れ落ちが変わらないので、ディグリーサー(ミニ4駆用)でゴムが溶けるかなんかしてるんじゃないかと思い、乾拭きで何もついてこないくらいまでやって適当に終わりにした。綿棒7本。 元々入力は出来てたので違いはよくわからないが、バタバタすることはなくなった。
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