2014年10月21日火曜日

ママチャリいじり:フラットペダルに交換

ペダル交換

元から付いてる樹脂ペダルでも問題はないが、やってみたかったので交換。強いて言えば滑る感じ。思い切り漕ぐと踏み外しそうになる、こともある、気がする。ので、改善を試みる。

交換するペダルとペダルレンチは、モノタロウで買ってみた。
ペダルとペダルレンチ
- とっても便利な両口ペダルレンチ 男前モノタロウ ペダル関連工具 【通販モノタロウ】 (欠品中は個人向けページには表示されないようだ)
- アルミフラットペダル wellgo(ウェルゴ) (C41439867) - IHC.MonotaRO インターネットホームセンター

どうせ固いだろうと思ったので、クランクにねじ込まれたペダルのネジにCRC556を吹いて、しばらく放置。染みこむのを待つ。

ペダルの空回りを防ぐため、木片を挟む。
ペダルに木片を挟む
ペダルレンチで緩めると、意外にすんなりと外れた。

クランクのネジ穴を掃除。
クランクのネジ穴

元のペダルと大きさを比べてみる。
ペダルを重ねてみる
前後が広くなって、左右は少し狭くなった。

計っていないけど、新しいペダルのほうがだいぶ軽い。
元のペダルは、多分、中身が鉄板なので意外と目方があるみたいだ。
ペダルを並べてみるペダルの厚み
手に持ってグリグリ回してみると、左右で玉当たりの感触が違う。片方は、ややゴリゴリしている。ペダルの軸側にはシールド兼ダストブーツみたいなのが付いていて、それが多少抵抗になっているようだ。単にまだグリスが硬いというだけかもしれない。元のペダルの方はグリスが少なくなったようで乾いた感触だが、回転は良好。

使っているうちに当たりが出てくるだろうと考え、そのままねじ山にグリスを塗って装着。
組み付け完了

乗ってみた感じ

思ってたよりも小さかった。足を乗せた感じはあまり変わらない気がする。滑らない。足を置く位置が、感触で分かりやすくなった。

不慣れなだけかもしれないが食いついて滑らないので、足を乗せてから具合の良い場所を探すのにジワジワ足を滑らせるということが出来なくなった。小刻みに足を浮かせて踏んで、を繰り返すようになるので、サンダルではちょっと乗りにくい。ベルクロの靴を履くようにしようかな。

サドルの高さは変えていないので、ペダルの厚みが減ったぶん、若干ペダルが遠くなったはずだが、逆にサドルを少し上げたくなった。

荷物を載せている時のことは、まだ分からない。

ペダルレンチとその使い方について
自転車のペダル交換 【Takaよろず研究所】

2014年10月17日金曜日

ママチャリの安定感

ママチャリの安定感

この赤いママチャリは冬場、ほぼ灯油を買いに行くマシーンとして使われる。18リットルのポリタンを後ろのかごに載せると、灯油の揺れもあって、とてもフラフラしていた。漕ぎだしても全体がワクワク、ワクワクと、揺れるだけじゃなく重さでどこか変形してるような感じで、とても不安定だった。

これを改善しようと行った変更が次の3点。

  • シートポストを長いものに変更
  • ハンドルの位置を低めに
  • グリップを変更

シートポストが長くなり、漕ぎやすくなっただけでなく安定性もupした。乗車姿勢が変わってフロント荷重が増えたためだと思われる。
意外に効果が大きかったのがグリップの変更。硬くて細いグリップを太くてシッカリ掴めるものに変えた。車体がグラグラ変形しそうだった感じが消えて、別の自転車に乗っているみたいだ。重いものを積んでいるので傾いたりは危ないが、ゆっくり走るぶんには普通に漕げるようになった。

2014年10月10日金曜日

ママチャリいじり:前輪ハブ

前輪のハブをグリスアップ

ハブを開けるのは初めて。やってみた感想としては、開けて閉じるだけなら意外と簡単。ただし、玉押しがうまくいってるのかどうか、よく分からない。

パーツの取り付け順の確認。
前輪右側前輪左側

あとでセンターが分からなくならないように、片側のネジだけを外す。ボールがこぼれ落ちないように注意。
ロックナットを緩めるコーンも緩める

磁化されたドライバーなどでボールを取り出す。
ハブの中のボール

元々入っていたグリスは、脂っこい汚れになってへばりついている状態。
古くなったグリス

下側のボールが落ちないように、引っくり返して車軸を抜き、残りのボールも取り出す。
ボロ布、歯ブラシ、楊枝、ディグリーザー等を使って、各パーツを綺麗にする。
ばらしたパーツ綺麗にしたパーツ
やや摩耗したコーン綺麗にしたカップ

一応ボールのサイズを測ってみる。
ボールのサイズを測る

グリスを詰めて、ボールを入れる。
どのくらい入れるのが適当か分からなかったので、たっぷり入れてみた。
グリスをタップリと詰めた

玉押し調整(蓋と、蓋をロックするネジの位置調整)して、組み付けたら終わり。
蓋をして玉押し調整する

グリスの量

今回使ったグリスは、AZ リチュームグリス。ハブに使うには粘度が低いかも。もし、夏になって流れだすようなら別のにしよう。
色々なサイトで見た感じ、ハブに入れるグリスの量はもっと少なくしているところばかりだけど、車軸の方にもグリスが回りそうな気がしたので、蓋をしたらあふれるくらい入れてみた。玉押し調整のために車輪を回転させるうちに、余分なグリスがドンドン出てきた。グリスの量を少なめに入れるのは、多く入れてもすぐに出てきちゃうから意味が無いってことらしい。

玉押し調整

少しずつ位置をずらす。車軸を持って回してみる。中でボールが転がってるゴリゴリいう感触が伝わってくる。少しゆるめるとゴリゴリしなくなる。どちらでもガタつきや遊びは感じられないし、回転抵抗も変わったように感じられない。少しだけゴリゴリ感が残るくらいのところにしてみた。

振れ取りとタイヤ交換

前輪のタイヤは結構摩耗していたので、白いチャリから外したタイヤと交換。そのついでに振れ取りもしてみた。

あんまり振れてなかったので、ユルユルになってるスポークだけ増し締めしてみたら、大体の振れが取れた。
振れ取り台にセットしたホイール

古くなったタイヤのゴムがへばりついていて掃除の方が大変だった。まずスパナの先でこそぎ落とす。何かのベトつきがあって、ディグリーザーじゃ落ちなかったので、CRC5-56で拭いてからディグリーザーで拭くという手順で掃除した。

今回は、スパナでやっちゃったけど、何か、固いプラスチックのヘラがあると便利かもしれない。

参考
Takaよろず研究所